おれが死んだ時に何人がそのことを知るのか

おれが今死んだとして、何人が1週間以内にそのことを知るんだろう、ってここ半年くらい考えてる。

とりあえず大学・高校の同級生は多分知ることになるはず。インスタとかも繋がってるし。中学・小学の同級生くらいから若干怪しくなってきそう。そもそもおれのフルネームを覚えてない人とかもいそうだし。おれももうフルネームが思い出せない人めちゃくちゃいるし。

10年後に死んだらどうだろう。おれが死んだことを知らずに日常を過ごす人の数が結構増えるんじゃないか。部活が同じだったとしても、修学旅行の班が一緒だったとしても、ゲームで遊んだことがある仲だとしても、おれが死んだ知らせは入らないみたいな人が多くなるんじゃないのか。

20年後に死んだら…30年後に死んだら…って考え出すと本当に悲しくなる。死んだ当日にみんなに悲しんで欲しいし、みんなが死んだ当日に悲しみたい。

別に「自分の葬式に来てくれる人が少ないと悲しいなぁ」みたいな話がしたいわけじゃなくて、おれが言いたいのは「なんであんなに仲良かった人たちと今『ほぼ無関係』みたいな感じになってるんだ?」ということです。

これまで出会った友達が今なんの仕事してるかなんて全然知らないし、どこで暮らしてるのかもほとんどわからない。まだ微かに繋がりがあるような人も、いつか完全に疎遠になるのか?みんなおれの知らないところで知らない人と仲良くなっておれの知らない社会を形成していくのか?

恋人ができたり引っ越したり、面白い漫画を見つけたりしたら教えて欲しい。髪を切ったら自撮りを送って欲しい。靴を買ったら写真で見せて欲しい。

気軽に近況が知りたい。本当にみんなブログ始めてくれないかな。それか住所を教えあって、毎年年賀状を出し合おう。そういう繋がり方はかなり理想かもしれない。マジでそうしたい。

これおれが本当に言いたいことは伝わってるのか?

2023/10

「北極百貨店のコンシェルジュさん」(映画)

奇才・西村ツチカの漫画が映画化されたから見に行った。

漫画のアニメ化が苦手だから楽しめるか不安だったけど、もともとの表現・空気感を残したまま気持ちいいアニメーションになってて嬉しかった。

デフォルメされた動きと表情、個性的なキャラ、アナログなタッチ、たまんね〜。tofubeatsの劇伴も良かった。

hokkyoku-dept.com

「箱入り息子の恋」(映画)

ネトフリで見た。地方公務員の陰気な星野源と、全盲夏帆の恋。情けない星野源、発狂する星野源、気持ち悪い星野源が見れて嬉しい。

二人ともお互いに対して敬語を使うんだけど、夏帆は感謝する時だけ「ありがとうございます」じゃなくて「ありがとう」ってタメ口になるのがかわいい。「ありがとう」だけタメ口にするって発明だと思う。

ベッドシーンあるから一人で見た方がいい。

www.hakoiri-movie.com

「GOOD POP THE REMIXES」-PAS TASTA(アルバム)

「GOOD POP」のリミキシーズアルバム。原曲の「迫力のあるチープさ」をさらに拡張したような悪ふざけ的なリミックスが多くて嬉しい。

ピコピコで夢かわな「finger frame (feat. 鈴木真海子) [bo en remix]」、ゲーム音楽ぽい「turtle thief (フロクロ remix)」、音の闇鍋みたいな「zip zapper (Explorers of the Internet remix)」が特に好き。

Good Pop the Remixes

Good Pop the Remixes

  • PAS TASTA
  • J-Pop
  • ¥2037

music.apple.com

帰って来たヨッパライ」-長谷川白紙(カバー)

昭和の名曲、「帰って来たヨッパライ」を長谷川白紙がカバーしたやつ。

「オラーは死んじまっただー♪」を長谷川白紙の声で聴くなんて思ってなかった。軽薄さと壮大さがごっちゃになったアレンジで完全に「長谷川白紙の曲」にしててすごい。

メタルチェーンで作ったビーズカーテンに突進していくようなアウトロが好き。

youtu.be

「O.O.T.C. in PARCO」(イベント)

札幌パルコの屋上でtofubeatsのライブを見てきた。生で見るのは4年ぶり。

歌物が多いライブだったけど、いくつかインストの曲もあったり、ところどころでノイズぽいエフェクトとかフィンガードラムの乱打が差し込まれて刺激的だった。

最前で見てたら、ラストの曲の時に自分のことを指差してくれて本当に嬉しかった。指を差し返したらコクコク頷いてくれた。

自分の音楽観の基礎はtofubeatsに作られている。

童夢」-大友克洋(漫画)

3月に名古屋のまんだらけで買った童夢を今頃読んだ。

絵が上手いのはもちろん、見せ方・レイアウトがかっこいい。コマ割りも含めて全ページ構図がビタビタにキマってる。ページに緊張感が出てる。

強大なものが静かに動いてるような不気味なストーリーもめちゃ面白い、すごー。

ja.wikipedia.org

スーパーマリオブラザーズ ワンダー」(ゲーム)

プレイしてると「うれしいゲームだな」と思う。

最近は任天堂社員同士の対談記事を読んでる。中でも宮本茂(マリオの生みの親)が参加してるやつを好んで読んでる。

宮本茂の発言を追ってると、どうしたら面白いか、楽しいかよりも「どうしたら嬉しいか」を重視してることがわかる。なんかそれが目から鱗というか、すごいなと思う。普遍的で。

ワンダーはその宮本イズムがよく反映されたゲームだなと思う。バラエティに富んだ要素が詰まってるけど、その全部がうれしい。

早く全クリしたい!みたいな達成欲よりも、早く次の仕掛けを見せてくれ!って気持ちでプレイしちゃう感じ。うれしいー。

www.nintendo.com

***

10月は結構色々見たり聞いたり触れたりできたなって思う。この調子でサブカルおじさん目指したい。

7月からずっと出社勤務してたけど、明日から久しぶりに在宅勤務に切り替わる。お昼休みにスプラトゥーンできる。やったー!

2023/9

「Player feat. KID FRESINO」-SPARTA(曲)

友達のインスタのストーリーで知った曲。やわらかいビートとフレシノのひとりごとみたいなフロウがかなり心地いい。

俺に理解が出来ないことなんてないから一から話せばいい

仕事中にわからないことがあった時、この歌詞を思い出すようにしてる。困った時は然るべき人に相談して解決するしかないなと最近は思う。9月はかなり周囲の社員さんに質問しまくった。聞いたらほとんどの不安は解決する。

この歌詞を思い出しながらこれからも働く。話したら大体なんとかなる。

Player (feat. KID FRESINO)

Player (feat. KID FRESINO)

  • SPARTA
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

ショートショート(ウ山あまねRemix)」-幽体コミュニケーションズ&ウ山あまね(曲)
「サニーサイドへようこそ(ウ山あまねRemix)」-笹川真生&ウ山あまね(曲)

2日連続で事前告知なしでウ山あまねのリミックスワークが出て嬉しかった。

2曲とも原曲はドリーミーでかわいい雰囲気だけど、リミックスではウ山あまねらしいギョリギョリパルンパルンした音が入りまくってて笑った。

変な音が鳴りまくってるのに歌物として成立しててすごい。カバーアルバムとかも出して欲しい。ウ山あまね本当に好きです。

ショートショート(ウ山あまねRemix)

ショートショート(ウ山あまねRemix)

  • 幽体コミュニケーションズ & ウ山あまね
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

サニーサイドへようこそ (ウ山あまね Remix)

サニーサイドへようこそ (ウ山あまね Remix)

  • 笹川真生 & ウ山あまね
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

よつばと!原画展」(展示)

東京旅行の最中によつばとの原画展に行った。

t.co

純粋に絵がうまくて素晴らしかった。シンプルな線で描かれてるのに立体的で、体の厚み・頭の丸みとかがちゃんと伝わってくるの本当に凄すぎる…。絵がうまいっていうのは本当に羨ましいことだなと思った。

会場近くの幼稚園の掲示板にポスターが貼ってあるのも良かった。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(映画)

とにかく面白いってことだけは噂で聞いてて、ネトフリで配信されてたから見た。本当に面白かった。このまま人生のベスト映画5本くらいにはランクインし続けそう。

コメディ的かつ本格的なアクションシーンが多くて、クレしん映画とかチェンソーマンの「チェンソーマンVS武器人間ズ」っぽいな、と思いながら見てた。

全力でエンタメをやりながらテーマは真面目だった。設定も面白いし変な映像表現もめちゃあるし、みんな見てほしい。

「強気な女性と一緒にいるから対比して弱々しく見られるけど、その分優しくて意外と芯がある男性」、好きだ。

gaga.ne.jp

パーフェクトブルー」(映画)

期間限定でリバイバル上映されてたから見に行った。

パプリカはめっちゃハマって千年女優はハマらなかったから、今回はどっちかな〜と思ってたけど、かなり好き寄りで嬉しかった。

今敏って劇中劇的な手法が好きなんだろうな〜と思った。意図的に観客を混乱させるためのシーンの切り替えとか、鏡、夢、芝居とかの「現実⇄非現実」のメタファーみたいな演出が多くて、千年女優ではそれがうまく機能しなかったのかな〜とも思った。

パーフェクトブルーは主人公の混乱と自分の鑑賞者としての混乱がうまい具合にシンクロしたのか、かなり面白かった。

eiga.com

***

入社して半年経ったらしい。早い。また半年したら次の新卒入ってくるの?本当に?

社会人になって触れてるコンテンツの量が増えたのか減ったのかわからない。「忙しくて本読んだり動画見たりする時間ないな〜」と思いつつ、大学生の頃とそんなに変わってないような気がする。

どっちにしろ色々なものに触れたいからいろんなものに触れる。9月は紙の漫画一冊も読んでない。やばい。やばい!10月は読む。

東京旅行

業後

いつも通り18時20分に仕事を終わらせて帰宅。朝に荷造りを済ませていなかったので、急いで荷造りして家を出る。

地下鉄とJRを乗り継いで20時半ごろに新千歳空港に着く。何か食べ物を買おうと思っていたのにほとんどの店が閉まってる。自販機で飲み物だけ買って飛行機に乗る。

機内でCAさんにほたてスープをもらう。すごくしょっぱい。

少し寝ておこうと思って寝やすい体勢を探すも、寝やすいかどうかを意識した時点でどんな体勢も寝にくいように感じる。それでも気付かないうちに自然と寝ていて、着陸時のタイヤが地面に付く音で起きた。

羽田空港

その日は空港で一晩過ごすと決めてたから、唯一24時間開いている第3ターミナル(国際線専用ターミナル)に移動。寝れる場所を探しながら散策する。すでにベンチで寝てる仲間が沢山いて、心強く感じる。

散策を続けていると、急に牛丼の匂いがしてくる。コンビニ以外はもう閉店してると思ってたけど、吉野家だけはまだ営業してた。会社でのお昼ご飯以降何も食べてなかったので、牛丼の大盛りをテイクアウトする。

牛丼を食べ、2時に展望デッキ付近のベンチで寝る。

1日目

4時台に起きる。3時間弱しか寝ていないのにかなり回復している自分に驚く。そして起きてから7時までの記憶がない。何してたんだろう。

7時になったらシャワールームが営業開始するのでシャワーを浴びに行く。長く使うと追加料金がかかるのでそれなりに急ぐ。お湯が熱くて気持ちよかった。

シャワーを浴び終えて、よつばとの原画展を見に豊島区トキワ荘マンガミュージアムに向かう。

おれはあずまきよひこの絵が本当に好きだ。キャラクターのデフォルメとリアリティのバランス感覚が抜群な気がする。一生好きです。作画に使う参考資料(作中に出てくる小物の実物)が置いてあって、その量にも圧倒された。グッズをいくつか買う。(あと、トキワ荘マンガミュージアムはスタッフの人が親切丁寧すぎて凄かった。)

渋谷。渋谷って駅自体はボロボロなのにその周囲が異様に発展しててすごい。荷物を預けてそのまま渋谷パルコへ。入っているブランドの種類と店舗それぞれの内装に資本を感じる。「札幌のパルコはあれだけど、東京のパルコはこれなんだ…」と思う。

Nintendo tokyoでSplatoonのグッズをいくつか買う。柄がランダムなスケボーのおもちゃで1番欲しかったやつが当たって嬉しかった。

まんだらけ渋谷店に行く。まんだらけは札幌とあんまり差がなく、ポケモンのシールとエイリアン9っていう漫画のテレカを買う。

ハチ公前でKちゃんと合流。bridge ship houseの個展を見るために代官山に向かう。代官山蔦屋でおしゃれなパスタを食べたり、個展会場のカフェでスコーンを食べたりした。「たまに会社で『いや自分働いたりなんかしちゃってるよ』って思う時がある」って話をすると、共感してもらえた。これやっぱみんな思ってるのか。

代官山での用事が済んだのでまた渋谷に戻る。Kちゃんも自分も夜は別の友達との予定があったので、それまで靴屋にいったり、ベンチに座ったりして時間を潰す。

友達が予約してくれた店に移動する。雨が降ってて道に迷って最悪だった。それでも自分が一番乗りだったので店の中で待ってると、高校の同級生が続々やってきた。

色んな話をしたけど、最後の方にかなり赤裸々な感じの話をして個人的にジーンとする。

終電前に2人帰って、残ったメンバーで二件目に移動して〆の博多ラーメンを食べる。

メンバーの1人が渋谷に住んでいるので、みんなでそいつの家に向かう。渋谷に家があるってすごいなと思う。床で寝させてもらう。2時消灯。

2日目

4時半に起きようと思ってたのに6時半に起きる。急いで支度をして高校の同級生たちと別れる。

東京ゲームショウに向かう。幕張メッセに近づくにつれてどんどん人が増えて、会場内はどれだけ人が多いんだ…?と不安になる。

海浜幕張駅でKちゃんとW君と合流し、近くのイオンへ。コインロッカーに荷物を預け、フードコート内の洋麺屋五右衛門でパスタを食べてから幕張メッセに向かう。

入り口を間違えていて、不正入場っぽい感じになる。スタッフの人に正規の入口を聞いて再入場。予想通り人がめちゃくちゃ多く、歩くのが精一杯。いろんなブースに自由に出入りできる感じじゃなかった。

会場ではよく一緒にSplatoonをしているN君にも会えた。N君はKちゃんの高校の友達で、オンラインでは何十回も通話してるけど実際に会うのは初めてで、若干恥ずかしくて面白かった。

マジで人が多いので長居は諦めてイオンに戻る。イオン内のスタバで休もうとするも満席で諦める。この時点で3人ともだいぶ体力に限界がきて、帰ることにした。幕張豊砂駅でセブンティーンアイスの自販機を見つけてそれぞれ買う。チューブに入ったみかんシャーベットを食べた。おいしかった。

KちゃんとW君とは一旦解散し、昨晩泊めてくれた友達が働いてる服屋に行くために新宿に向かう。かなり迷いながらなんとか店にたどり着き、友達がデザインしたというテックピステを試着する。店に着くまでは「友達が働いているとはいえあまり大金は使えないな…」と思っていたけど、試着したら普通に気に入ってしまって購入。19800円。今まで自分の服に1万円以上かけたことってないと思う。でも本当に後悔してない。たくさん着ます。レシートに友達の名前が印字されていて本当にここで働いてるんだと思う。

新宿は思いのほか他に面白そうな場所がなく、また渋谷へ。会社の同期にお土産を買ってないことに気づいて、再度Nintendo Tokyo。

IKEAのソフトクリームを食べることに憧れがあったのでIKEAに向かう。急に友達から「いま新宿にいるんだけど会えない?」っていう電話が入る。残念ながら渋谷にいるから、また札幌で会おうね〜って言う。会えなかったけどこういう電話は嬉しい。IKEAのソフトクリームもおいしい。梨味だった。今だけ?

両国に移動して再度KちゃんとW君、そしてUちゃんと集合。夜ご飯を食べる店を探してぷらぷら歩く。串カツ田中があったから入る。旅行中の夜ご飯が串カツ田中て、と思う。でも高校の修学旅行でも串カツ田中で夜ご飯食べたな、とも思う。

近況の話。みんな忙しそうだけど楽しそうで良かった。あと串カツ田中のたこ焼きって自分で焼くんだ、と思う。

終電の時間が迫り、W君とUちゃんが帰る。今日の宿をどうするかKちゃんと相談する。激安ホテルを見つけてくれたので、予約を取ってまだ電車があるうちに日暮里へ向かう。

そのホテルが今の東京のホテルにしては安すぎて(1泊7500円)、料金が人数ごとではなく部屋自体に掛かってて、しかも名前が「ハーモニー」だったので、ラブホか?と思う。

着いてみると全然そんなことはなく、ただの簡素な宿泊施設だった。しかも駅から歩いて5分もかからないし。今後また東京に来ることがあれば全然利用したい。なんであんなに安かったのか、意味がわからない。

自分が歯を磨き終わった頃にはもうKちゃんは寝ていて、胸の前で両手のひらを組んで祈るようなポーズで微動だにしなかった。面白くも意外でもなく、ただただ「ぽいな〜」と思う。遅れて自分も就寝。3日ぶりのベッド。

3日目

7時に目覚ましをかけていたのに8時半に起きる。急いでシャワーを浴びる。シャワーから出ると、ロバート秋山とアルピー平子のロケ番組がやっててそれが面白かった。

荷物を整理してチェックアウト。ホテルの一階に併設されているカフェで朝食を取ることにする。他の宿泊客や常連ぽい客で既に半分以上席が埋まっている。厚切りトーストセット(¥550)を注文する。

Kちゃんがサービスで付いてくる目玉焼きを丸ごと床に落としてて面白かった。なぜか座ってるソファの真下に落ちてるのも面白かった。

会計を済ませて新宿へ。駅周辺の服屋を色々見て解散。高円寺に向かう。中央線の車内でKちゃんにホテル代を払ってないことに気づく。次会ったら4000円渡します。

高円寺駅でW君、Eちゃんと合流。高円寺はほのぼのと栄えてる良い街だな〜って感じだった。この日はこの旅行の中で1番天気が良かった日で、そのせいもあるかも。前日にサンリオピューロランドに行ったEちゃんからお土産にクロミの指輪をもらう。めちゃ嬉しい。

せっかく高円寺に来たので古着屋へ。本当に古着屋が多い。そして商品の値段が店によって全然違う。色々なお店があったけどふらっと寄ったMODE-OFFでラコステのTシャツを買う。見た目と手触りが可愛かった。

各々の買い物を済ませてサイゼリヤ。広い。近況の話とか思い出話とかする。仕事の話って守秘義務的に話せないことが多いから、意外と近況の話ってむずいな、と思う。でも楽しい。

また古着屋を何店か見て、飛行機の時間が迫っているのでお別れ。コインロッカーから取り出したキャリーケースのデザインを褒められて嬉しくなる。羽田に向かう。

空港。何かお土産でも買おうと思ってたのにほとんど店が閉まってて暇になる。荷物を預けて保安検査場を通る。乗る飛行機が遠くにあるらしく、飛行機までバスで移動する。バスから降りて、飛行機の乗り口に伸びる階段を見上げる瞬間に「これに乗ったら帰るんだ」って思う。長かったような短かったような変な3日間だったなと思う。

離陸。新千歳に着くまで旅行中の写真でも見ようとカメラを取り出す。100枚以上撮っていたので写真を見るだけでかなり暇つぶしになる。似たような写真が何枚かあるので、消してメモリーカードの容量に余裕を作っておこうと思う。1日目に羽田で撮った電光掲示板の写真が何枚かあったのでそのうち1枚を消そうとする。消す写真を選んで削除ボタンを押す。エラー画面が表示される。エラーはよくあることなので電源を一回切って改めて入れ直す。

写真が削除できてるか確認しようとプレビューボタンを押すと、消そうとした1枚だけでなくカメラ内に保存されていた写真が全部消えている。びっくりして少し声が出る。何度確認しても旅行中の写真が全部消えている。そこから家に着くまでの記憶がほとんどない。

家に着いてすぐ破損ファイルの復元ソフトウェアについて調べる。「Tenorshare 4DDiG」というツールを見つける。6578円払ってパソコンにインストールする。おかげで写真を復元することができました。こういうのって本当に復元できるんだ、と思う。ありがとうございます。みなさんもデータが消えた時は試してみてください。

安心したので歯を磨いて寝る。明日からまた仕事。旅行終わり。

まとめ

楽しかった。ヘルスケアアプリを見たら3日間で50キロくらいくらい歩いてた。もしまた東京に行くことがあれば次は銀座とか池袋とか神保町とか行きたい。今回は渋谷に居すぎた。あと東京ってもうちょっと人少なくていい。多すぎ。

2023/8

「スキップとローファー 9巻」-高松美咲(漫画)

本当に今一番面白い漫画のうちの一つだと思う。読んでいる時に一番「あぁ…」みたいな声が出る漫画でもある。スキローの登場人物は自分の気持ちを大切にしている人が多くて好きだ。

かといって自己中心的なわけでもワガママなわけでもなく、お互いに分かり合おうとすることで自分自身を分かっていくような。こんなに尊いことはない。素晴らしいですよ。

afternoon.kodansha.co.jp

カットアップマージソート / flower」-安見すや(動画)

Twitterで流れてきたから軽い気持ちで見たんだけどちょっと凄すぎた。今月1番アイデアと実行力に感動したコンテンツ。友達にも教えたけどあまり刺さってなかった。

www.youtube.com

いよわ / 一千光年 (Kabanagu Remix)」-Kabanagu(曲)

Kabanaguの曲は有機的にも無機的にも感じる。熱量があるようにも冷めているようにも感じる。シンプルにも複雑にも感じる。イメージが固定化できない感じがする。

MVを作っているbondbondっていう映像作家は今回初めて知った。かなりKabanaguに合ってる。好きだ。

www.youtube.com

「生命体」-星野源(曲)

星野源はずっと「生命は他者と関わることで生き続ける」ってことを歌っている(とおれは勝手に考えている)んだけど、この思想はONE PIECEのDr.ヒルルクにかなり近いと思う。他者に影響を与えた時点で、自分はもうそこで生き続けることができるみたいな。

「恋」も「喜劇」も「ドラえもん」も、「ここにいないあなたへ」も「Continues」もそれ以外の曲にも、星野源の歌詞には少しづつそういった要素が滲み出てる(と勝手に思っている)。

風に肌が混ざり溶けてく
境目は消える
風に旗が踊り揺れてる
“1”を超えた先
あなたは確かにここにいる
そして つづく

ラストのこの歌詞とかめちゃくちゃヒルルクだろ、ドラム王国編だろ、と思ってしまう。

生命体

生命体

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music.apple.com

岡本太郎のグラス

お気に入りの古雑貨屋がInstagramで投稿してたから急いで買いに行った。デザインも良いし、持つとずっしりしててそれが嬉しい。今月のベストバイです。

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8月はあまり漫画とか本を読まなかったから、9月はもう少し読みたい。読んでないのが溜まっていってる。スプラトゥーンの新シーズンもやらなきゃいけないし会社にも行かなきゃいけないのに。どうしよう。

周りから見たらなんで生活できてるのかわからないような人になりたい。その素質はある気がする。

Splatoon

スプラ3めちゃやってる。

仕事するかスプラするか茶碗洗うかみたいな生活をしてる。発売日からずっと自分の中の熱が冷めてない気がする。そして発売から1年経ってないことに驚く。Switchの履歴を見ると、まだ900時間しか遊んでないらしい。本当に?

こんなに一つのゲームに長期間ハマるのは初めてだと思う。ゲームを買ってもらえない家だったからっていうのもある(家にDSとかWiiとか無かった)。

中でもガチアサリっていうルールが好きで、ほぼそれしかやってない。ガチアサリはマップに落ちてるアサリを相手陣地のゴールに入れて得点を競うルールで、ボールがたくさんあるサッカーみたいな感じです。

ずっとやってると有利なポジション・不利なポジションとか、前に出て仕掛けるべき場面・引いて様子を見るべき場面、味方との連携の仕方とかがどんどん分かって面白い。やみくもにゴールに向かっていくだけじゃダメだとわかる。しかも毎日上達を感じる。神ゲー

自分は小中でサッカーをやっててすごい下手だったんだけど、スプラをやってると「サッカーももう少し面白さが分かってたら続けてたかも/もう少し続けてたら面白さが分かったかも」と思える。

上手い同級生たちは生まれつき上手かったわけじゃなくて、みんな自分より色々考えてて、サッカーがどういうスポーツかを理解してたから上手かったんだなって思う。サッカーIQってなんだよと思ってたけど、今ならそれが何を指しているのかわかる気がする。「状況把握の正確さ・その先の展開の予測力・行動決定の速さ」みたいなものじゃないですか?どうですか?

今になって「継続は力なり」みたいな言葉が実感を伴って理解できる。ていうか継続しか力じゃないんじゃないかとさえ思う。継続以外に自分の力を自分の意思で高められる方法ってあるのか?

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「デカい!」って言ってる時が一番アドレナリン出てる気がする。戦況を変える味方のワンプレーを見て「デカい!」って言いたい。おれも味方から「デカい!」って言われたい。

ビッくらポン、光の反射、ポケモン

昨日は一人でくら寿司に行って10皿食べた。一昨日も同じことをした。ビッくらポンの景品が欲しいから。2日で4回ビッくらポンにチャレンジできたけど、1回も当たらなかった。お寿司を食べてるのに悲しいってすごい。

くら寿司にはビッくらポンっていうシステムがあって、お寿司を5皿食べると抽選で景品がゲットできる。色々なコンテンツとコラボしてて、今はポケモンとのコラボグッズが景品になってる。おれはその景品のマグネットが欲しくて、最近外食する時は絶対にくら寿司に行くことにしてる。マグネットは背景がキラキラしたホログラムになってて、ポケモンが1匹描かれてる。全部で20種類ある。

www.famitsu.com

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ホログラムみたいな普通じゃない光の反射が好き。

大学生活中に気づいたことだけど、自分は形と光の反射に興味があって、色とか模様にはあまり興味が持てない。「色とか模様も光の反射の一つじゃない?」と思われそうだけど、自分の中では明らかに捉え方が違う。

色とか模様は「光の反射が伝えてるもの」で、光の反射は「色とか模様の伝わり方」だから。「伝わり方」を変化させてることの方が面白く感じる。暖色/寒色とか、膨張色/収縮色とかよりも、ホログラムとか鏡面反射とかの方が明らかに面白い。最近はレンチキュラーが特に面白い。多分見え方が固定されなかったり、全体像の把握が遅れる/難しくなるところが自分にとって面白いんだと思う。

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Meijiが昔に発売してた「ポケモンミルクココア」に付いてくるおまけが、レンチキュラーのカードとかホログラムのシールだったことを知って、最近はメルカリでそればっかり見てる。

ポケモンミルクココア レインボーシール - Google 検索

ポケモンミルクココア レンチキュラー - Google 検索