「トーフビーツの難聴日記」-tofubeats(本)
トーフビーツの日記本。
自分にとってトーフビーツはあまりにも特別で、もはや神聖な存在と言っても過言ではないんだけど、この本には「賃貸契約に悩まされるトーフビーツ」「ペットの体調不良を心配するトーフビーツ」「映画の感想を奥さんと共有するトーフビーツ」達が出てきて、「なんだ、意外と普通の人間なのか」と思えた。
ただ、そういった普通な側面が見えてくるのと同時に、実直で素敵な人柄がバシバシ伝わってきて、「やっぱりすごい人だなぁ」と思った。
自分が今までトーフビーツを追う中で派生して好きになった人たち(imdkm、パソコン音楽クラブ、in the blue shirts、Graphersrock、スケブリ、山根慶丈…)もたくさん登場して、それがなんだか面白かった。トーフビーツのDTMシーン・サブカルシーンに対する貢献・影響ってめちゃくちゃ大きい。
あとがきも良かった。
お前の人生が画素数高く記録されることに何の価値があるっちゅうねん、ということは自分でも思います。しかし、他人がそうしてきたことに影響を受けて今の自分があり、モノを作ったりもはやモノを作ることすらせずとも、何か旗を立てることによって人生が変節していくという事実をもう知ってしまいました。
「NOBODY」-tofubeats(EP)
めちゃくちゃ「tofubeatsのEP」って感じのEP。
繰り返すリズムの上で熱いメッセージを歌いあげる合成音声、たまんね〜。今のところ「YOU-N-ME」が1番好き。
「EVERYONE CAN BE A DJ」とか「Why Don’t You Come With Me?」を聴いてると、tofubeatsは本当に「全員DJをやるべき」と思ってるんだな〜って感じる。前作「REFLECTION」あたりからその思考がグッと表に出てきてる感じがする。たしかに、日々の中に少しでも創作的な営みがあると生活が輝き出すというのは自分の感覚としてもわかる。
映画「ベイビーわるきゅーれ」主演の伊澤彩織が出演してる「I CAN FEEL IT」のMVもかっこよかった。
「なかよし団の冒険」「かわいそうな真弓さん」-西村ツチカ(漫画)
ずっと探してた西村ツチカの短編集2冊を中之島のBOOKOFFでいっぺんにゲット。
前に行った時はなかったからつい最近誰かが手放したんだろうけど、ラッキー。こういうことがあるから毎週BOOKOFFに行ってしまう。
内容も2冊ともすごく面白くて満足。絵もストーリーも最高。
「なかよし団の冒険」の裏表紙に「ストレンジ・センスの現実メルヘン」って書いてあって、西村ツチカの世界観をめちゃ的確に表してる言葉だなぁと思った。
雑記
最近Splatoonではもみじシューターにハマってよく使ってる。
もみじシューターはサブのトーピードとスペシャルのホップソナーで敵の位置をあぶり出すことができて、うまく使うと「集中的に狙うべき敵を味方に知らせる」みたいなことができて楽しい。感覚としてはドラマとかでよくある「いじめの標的を決めるスクールカーストのトップ」みたいな立ち回りなんだけど、例えとして物騒すぎるかもしれない。
4月はフリーマーケットが市内各所で始まって嬉しかった。この1ヶ月でかなり掘り出し物もあった。フリマはマジで当たり外れが大きくて、当たり回の時はすごい幸せです。
あとは3日前くらいから刺繍を始めてる。結構難しくて苦戦してるけど、5月上旬くらいには完成してるといいなぁと思う。楽しい。少し生活が輝く感じ。