「Ghostyard」-ウ山あまね(曲)
「君のことだけがいつも気がかり」って歌詞めっちゃいいなと思う。
「気がかり」ってかなり独特なニュアンスの言葉で、自分が誰かにとって気がかりな存在になれたら幸せだと思う。
「口の花火」-長谷川白紙(曲)
全ての生き物のための盆踊りみたいな曲。長谷川白紙って本当に創造主みたいな感じする。
2024年はアルバムも出してくれると嬉しい…そろそろ出るんじゃないか…!?
「いちごミルク」-Tomggg & ena mori(曲)
めっちゃかわいい。Tomgggの曲って全部めっちゃかわいくてすごい。soundcloudにいろんな人がリミックスを投稿してたのも嬉しかった。
「GOOD POP」-PAS TASTA(アルバム)
Apple Musicの「2023年のお気に入りまとめ」的なやつを見たら、1番再生したアルバムがGOOD POPだった。そうだろうなと思う。
PAS TASTAはこの1年間かなりリリースが多くて嬉しかった。いつか札幌でもライブしてほしい。
「サンリオ展」(展示)
大きな人形とか珍しいグッズとかが見れて嬉しかったし、入り口近くに飾られてたマイメロの原画が本当に可愛かった。
写真で見返してもマジで魔法みたいに可愛いな、と思う。
「よつばと!原画展」(展示)
会期が東京旅行の日程とかぶってて本当によかった。改めてあずまきよひこの絵のうまさを実感したし、よつばと!がより好きになった。
早く16巻出てほしい。そして永遠に終わらないでほしい。よつばにはずっと笑顔でいてほしい。
「A子さんの恋人」-近藤聡乃(漫画)
本当に読んでよかった。友達全員に貸したい。
A子・A君・A太郎の三角関係を軸に、それぞれの周囲との関わりを通した変化を描いた漫画。
登場人物のほとんどが30歳前後で、全員が自分の人生に対して素朴な不安を感じながら、それでもどうにか向き合ってる姿が魅力的。書いてて気づいたけど、少し「大豆田とわ子と三人の元夫」と似た部分があるかもしれない。
初めて漫画で泣いたと思う。7巻を何度も読んだ。あんなに切ないセリフを言わせないであげて…。
「スキップとローファー」-高松美咲(漫画)
「高校生活」の手触りがすごい。
心情描写とかストーリーの進め方がめちゃ丁寧。ありがちでファンタジーな青春物語じゃなくて、ただただ高校生特有の人間模様を描きたいんだろうなって感じる。
スキップとローファーに関しては、誰かが泣くシーンを読んでても「ああ、この子は作者の都合で泣かされているなぁ…」みたいなことを思わない。「この子は本当に泣いてるんだな」と思う。
兼近先輩が好きです。あなたは輝いている。
「日常 11巻」-あらゐけいいち(漫画)
10巻で完結したはずの日常の、11巻が出た!それだけでめちゃくちゃ嬉しい。あらゐけいいち先生ありがとう!
やっぱり個人的には「CITY」より「日常」のほうが好き。
「花束みたいな恋をした」(映画)
正直見る前は「いわゆる青春恋愛映画でしょ…」と思って軽く見てたけど、めちゃくちゃ人生映画で自分でも意外なくらい真剣に見た。人生映画なんかい。
仕事で疲れ切った菅田将暉が「(ゼルダとかじゃなくて)パズドラくらいしかできない」って言うシーンが悲しかった。
パズドラみたいな恋はしない
— ひがしやしき、『さよなら!にゃんぱすライフ』
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(映画)
「ワイドスクリーンバロックってこれのことだな〜!」って思った。この映画の演出を考える会議、めちゃ楽しそう。
シリアスとコメディがごっちゃになっててクレしん映画みたいなカオス感。クレしん映画ってワイドスクリーンバロックなのか?
時間と空間を手玉に取り、気の狂ったスズメバチのようにブンブン飛びまわる。機知に富み、深遠であると同時に軽薄
— ブライアン・W・オールディス、『十億年の宴』p.305より 浅倉久志訳
「岡本太郎のグラス」
行きつけの古物屋さんで買ったグラス。昔のウィスキーのノベルティらしい。
たっぷり入るのが嬉しいし、デザインが底面のみっていうのもシンプルでカッコいい。今年1番使ったグラス。
「セレビィのマグカップ」
まんだらけで200円で買った。2年前くらいから使ってると思ってたけど、全然2023年に買ってた。
これもたっぷり入るのが嬉しいし、セレビィの絵が可愛い。最近は毎朝ミルクティーをなみなみに淹れて飲んでる。
「Nintendo Switch Proコントローラー」
買うまでは「Proて笑」と思ってたけど、買ってからはもうJoy-Conでは遊べなくなった。スティック入力の気持ちよさが全然違う。あと内臓バッテリーが長持ちで嬉しい。
もしかしたら今年一番長い時間触ったものかもしれない。スマホといい勝負だと思う。
「ザク切りポテト&ビーフ クリーミーハラペーニョ」
美味すぎる。マックから「ザク切りポテト」って単語が入ったバーガーが出たら絶対に食べてください。
「あずまんが大王 神楽のフィギュア」
ブックオフで奇跡的に見つけた。このシリーズはメルカリにもヤフオクにも全然出ないから、夢かと思った。近くでコレクターの人が亡くなられたのかな。
神楽以外にも榊、とも、よみのフィギュアがあったけど(信じられない)、欲張るとバチが当たると思って一番好きな神楽だけを買った。
1週間後に同じブックオフに確認しに行ったら全部売れてた。
「MaltineRecords ロングスリーブシャツ」
インターネットレーベル、Maltine Recordsのロゴ入り長袖をメルカリで購入。出品者の人、本当にありがとう!
「もしかしてネイルしてますか!?」
オンライン会議中、眼鏡を触った瞬間に会社の先輩に言われて嬉しかった。気づいてくださってありがとうございます。
「えっ、先輩って職質されたことないんですか!?いつも全身黒いのに…」
ゼミの後輩に言われて嬉しかった。まだ職質されたことない。
後輩に失礼ワードを言われたとき特有の嬉しさってある。「距離置かれてないな〜」と思える。
「お前はコミュ力が高いんじゃなくて、本当に何も考えてないだけ」
会社の同期に言われて嬉しかった。本当にそうだな、と思ったから。できるだけ何も考えたくない。
2023年雑感
大学を卒業して会社員になったり(おれが会社員て)、澄川から引っ越して二人暮らしを始めたり、いろいろ大きな変化がある一年だった。
9ヶ月前まではまだ大学生だったなんて不思議。「卒論修正しなきゃ…」とか思ってたのか。もっと昔のことみたいだ。
大学生活で言うと、卒業前にゼミのメンバーとスペースを借りて展示会やったの楽しかった。この先ああいうことってほぼないと思う。いつかまた同じようなことをやりたいけど、老後に陶芸教室とかに通って、市民センターみたいなところで披露するくらいしか思いつかない。でもその老後は最高だしめちゃくちゃアリ。
あと、卒業パーティー。卒業パーティーは本当によかった。大学4年間の思い出が成仏していくような、全てが肯定されるような幸福感があった。良い演劇のカーテンコールみたいな感じだった。あの感じにもう一回なりたい。
会社員としての生活は今のところ普通で、特別良いとか悪いとかない。強いて言うなら、自分の「フランクさ・適当さ」が良い形で作用してると思う。これが悪い方に作用し始めたらやばそう。
二人暮らしは、最初の方こそバタバタしてたけど、ある程度家具がそろってからはだいぶ落ち着いた。
もう今では当たり前に感じちゃってるけど、ふとした瞬間にこの状態の価値、得難さみたいなものを考えて「やばいな」と思う。それぞれでお金を稼いで、一つの部屋を借りて、そこで生活をしていくってかなりすごいことじゃないか?人生が加速していくのを感じる。
この前も、スーパーで干支のお人形が乗った小さな鏡餅を買った時に、「家庭」すぎだろと思った。親がやってたようなことを今自分もやってるのやばい。
2024年は本を読みたい。積んでる本がありすぎる。積んでる漫画、小説、エッセイ、歌集、雑誌、マジで読みたい。読めるのか!?土日にブックオフに行くのをやめて、その時間を読書に充てたらいけそうだけど、ブックオフに行くのってやめられるのか?
あとは友達に会いたい。友達に会うこと/会えること、関係が続くことの大切さが今年急にわかった。みなさんいつでもまた会いましょう。
あとはこのブログを細々と続けていきたい。2023年1番のファインプレーはブログを始めたことだと思う。
たまに更新していくので、読んでくれると嬉しいです。